●『SHIROBAKO』の12話を、夜中に一人で観ていたのだけど、庵野秀明(みたいな人)が出てきたところで、けっこう大き目な声で、「あ、出た」と独り言が口から出てしまって、自分で驚いた(そっくりな顔がアップで、ドアから、ぬっ、と出てくる)。
作中のアニメ「えくそだすっ!」が終わっても『SHIROBAKO』はまだ終わらないようだ。前半はアニメ製作の話がメインだったけど、後半は、「第三飛行少女隊」の争奪戦的な、業界裏話になるのか、それとも、女の子たち一人一人の成長の話がメインになるのだろうか。前回か前々回で面接をしてる場面があったので、キャラの入れ替えもあるのかもしれない。
SHIROBAKO』は、一方でディープでマニアックな、いわば内輪ネタがかなり濃い目に盛り込んであるのだが、もう一方で、それらをまったく分からなくても面白く観られるようにつくってあって、そういうバランスの作品は、ありそうであまりない気がする。
老年のアニメーター杉江さんの活躍がいつ「くる」のか、番組がはじまった時からずっと待っていたのだけど、12話でようやく「きた」。作品内で「アンデスチャッキー」と呼ばれているアニメは、おそらくリアルでは『山ねずみロッキーチャック』のことだと思うのだけど、そのオープニングを一人でたった三日で描いたのが杉江さんということになっている。これは実在のアニメーターにモデルがいるのだろうか。
●『山ねずみロッキーチャック』のオープニングとエンディング。
https://www.youtube.com/watch?v=fr5Lu3eQGMc
●あと、作中でカンノミツアキ(庵野秀明みたいな人)が「サンバの冒険」と言っているのは、おそらく『ガンバの冒険』のことで、子供の頃、ぼくが一番好きだったアニメだ。
https://www.youtube.com/watch?v=KlNCseQiFLk
●動物の描写は昔のアニメの方が上手い気がする。
●追加。夕日。