●最近、アイドルにちょっと興味があって、動画を観ている。現場(ライブ)に行くほどではないのだが。毎週火曜日は、「猫舌SHOWROOM 豪の部屋」と「矢口真里の火曜The NIGHT」とを両方観るのに四時間も時間を使ってしまう。
(「豪の部屋」は、第一回からほぼ毎回観ている。一回くらいは見逃したかもしれない。)
アイドルへの興味はそもそも、YouTubeでたまたま、「梅酒の休肝日」と「スナックうめ子」に行き当たったことからはじまった(おそらく一年以上前)。そこからじわじわ感染されてきている。だから最初は、アイドルというより既に解散した元アイドル(元アイドリング!!!)にひっかかった。
(「スナックうめ子」とは、「よゐこ」の濱口優と、彼がプロデュースする、解散した元アイドリング!!!のメンバーの一部による「メンテナンス」というグループによる、ゆるいというか、とても他愛のないプログラム。メンバーたちは個別に活動をしていて既にアイドルではなく、メンテナンスというグループも限りなく実態が薄くて、故人の月命日に、そのときどきに都合のつく人だけが集まって故人を偲ぶという方便で会食するという習慣がなんとなくつづいている、みたいな、薄まった法事---薄まった形で回帰する過去---みたいな感じで存在している。)
(とはいえ勿論、その裏にはアイドリング!!!をめぐるフジテレビ系の人たちのコネや利権などがあるのだろうということは透けて見える。)
そのような、既に終わったもの、終わってもなお薄まって回帰するものがあって、そこから、照り返しのようにしてみえてくる「現役」への興味へとつながっていった。
(この感じは、虚構である二次元キャラではありえなくて、アイドルが、実在し、歳をとる人間であることによって可能になる。)
2018年は、7年から10年くらいの規模で続いていた中堅アイドルグループがたくさん解散した年であった。そういう時期に興味を持ち始めたということは、そういう時期だからこそ興味を持つようになったということなのか。
スナックうめ子1部 2018年12月16日
https://www.youtube.com/watch?v=H6oNOETPBpc&t=2587s
スナックうめ子2部 2018年12月16日
https://www.youtube.com/watch?v=gf_PUQSr2j0