2020-02-03

●『映像研には手を出すな!』、5話は良かった。アニメ内現実とアニメ内虚構との関係やバランスが、こんな感じだったらぼくにも受け入れられる、という感じだった。

それにしても、「金森氏」はなんと優秀なプロデューサーだろうかと思う。オタク系、クリエーター系の人物を描く物語では、プロデューサーは往々にして悪役として登場しがちだと思うのだが---たとえば『げんしけん』のハラグーロとか---ポジティブな意味で(クリエーターに対する批評的なカウンターとして、同時にクリエーターを支える役割として)理想的なプロデューサー像が描かれるのは希なことではないか。