2023/04/11

●夢から覚めてもまだ夢の中、が、何度も何度も繰り返されるという夢をみた。覚める度に、前よりもリアルな世界になったと思うのだが、それもまた夢であることがしばらくすると分かる。廊下へ出ると血だらけの死体が転がっていて、その先で金髪で巨漢な全裸の男が立っていて(肌がツルツルしているのが生々しい)、満面の笑みを浮かべているというような、微妙な悪夢が続く。このまま夢から出られないのではないか、というか、リアルな自分の身体に何かしらの変調が起きて朦朧状態にあるのではないかという恐怖を感じるくらいにそれはしつこく繰り返された。ようやく目が覚めると、身体はひどく疲労を感じていて、再び眠りに入りたいと要求しているのだが、このまま眠るとまたアレが繰り返されるのではないかと思い、無理矢理に立ちあがろうと思う。が、意思は疲労には勝てず、また眠り込んでしまう。