2024/01/18

⚫︎字が小さいということが、本を読む、というか、テキストに入り込もうとすることへの、こんなに大きな障害となる日が来ることを想像していなかった。小さい字が本当に読めなくなった。たとえば、『《千プラトー》入門講義』(仲正昌樹)を開いて最初に出てくる言葉は「字、ちっさ」だ。絵や映画を観るときに必要なのは眼鏡だが、字の小さなテキストを読むときに必要なのはルーペだ。