連日の良い天気。しばらく外に立っていて、日の光をあびていると、皮膚の内側に熱が溜まってゆくような感じ。その後、冷房の効いた部屋に入ると、毛穴から熱が少しづつ染み出てゆくようだ。
平らに均されて固められたアスファルトがどこまでも拡がっている駐車場、の、すさまじい照り返し。子供が、Tシャツを風でブルブルと震わせて、チャリンコで疾走している。
春先には、いろいろな花や、若葉や枯れ葉などでいろどられてカラフルだったグランドの脇の斜面も、今では、ほぼ緑の濃淡のみで埋めつくされている。強い風にのって、どこからか香水のにおいが運ばれてきた。どこから来たのかは分らない。