●本の見本が刷り上がって、編集者が持って来てくれた。青土社のサイトに、目次の詳細と本の外観の写真が加わった(http://www.seidosha.co.jp/index.php?%C0%A4%B3%A6%A4%D8%A4%C8%DE%FA%A4%DF%BD%D0%A4%B9%C7%BE)。
地味なのか派手なのかよく分らない、モダンなのかポップなのかよく分らない、この不思議なバランスの装丁を、ぼくはかなり気に入っています。だぶん、写真だとこのニュアンスはあまり分らなくて、実物を見てようやく、ああ、こういうことか、と分るという感じも、良いと思います。
おそらく、生涯で最も多忙だった二ヶ月が、そろそろ終わろうとしている。まだ、土曜に磯崎憲一郎さんとの対談があるので、気は抜けないのだが、それでも、なんだかぼんやりとしてしまう。まあ、ぼんやりしているのはいつものことなのだが。
青土社のサイトの目次では、A.イメージをめぐって、の四章めが、「映画のなかの映画」になっていますが、正しくは「映画のなかの絵画」です。一瞬あせって、急いで確認しましたが、本ではちゃんとそうなってました。