●風の通らないアトリエで汗だくになりながら、展覧会のために大分に送る作品を梱包していたのだが、雷が鳴り出したと思ったら強い雨になって、作品がびしょ濡れになってしまうので、今日は送れなかった。
「零のゼロ2008」展では、未発表の新作三点と、「組立」展で展示した一点、合わせて四点を展示してもらう予定(サイズは、F30を三点とF25を一点)。既に発表した作品が一点まじっているのは、展示する作品全体のバランスを考えてのこと。今回の四点は、描き方というか、描くシステムは同じで、しかしそれぞれ素材の組み合わせ方の異なる四点ということになる。そのうち二点は、今年にはいってから少しずつ試している油絵具による作品。まあ、「描くシステム」が同じで「素材の組み合わせ」が違う、とかいうと、なんかちょっとコンセプチャルで格好良さげ(狙ってやってるみたい)だけど、ぼくの場合、描いてる時は無自覚に手探りで描いてるだけだから、描き終わってから、あっ、結果としてそうなっちゃってるじゃん、ということでしかないのだけど。