講談社まで群像新人賞の授与式をのぞきに行く途中で、池袋で降りて、ジュンク堂で西川アサキ選書フェアの棚をみた。選書の棚からドニニク・チェンの本を買った。棚にあった『量子統計力学の数理』という本をパラパラめくって、ここに書かれていることを理解できるようになるためには、今からどれだけ数学の勉強をすればいいのだろうか、と思い、いや、さすがにそれは自分のすることではないだろう、もっと別のことをすべきだろう、と思い直して棚に戻した。
最近、アマゾンから、『日本統計学会公式認定 統計検定 3級・4級 公式問題集』とか『量子統計力学 —マクロな現象を量子力学から理解するために— (フロー式 物理演習シリーズ 10)』(これはおそらく理系の学部生くらいを対象とした本なのではないかと思う)とかを勧められたのだが、これをみるとアマゾンのアルゴリズムもまだまだイマイチではないかと解釈することもできるけど、ぼくの関心の微妙なところにかすってきているようにも思える。