●「ピングドラム」についての原稿を書いていると、だんだん高揚してきて、頭のなかに「ピングドラム」でクライマックスの場面にかかる、らーら、らーらーらーらーらー、という音楽が鳴り響くようになる。原稿を書いていて、ここまで高揚することはあまりないのだけど、これは、いいことなのか、悪い事なのか。
一年半ちかくつづいた連載の最後だということもあるのだろうけど。とはいえ、作品考察としては最後だけど、本にするときには、フィクションについての一般的な考えというか、まとめ的な章が最後にあった方がいいかとも思った。
●日曜までは原稿でいっぱいいっぱいだけど、来週は展覧会をいくつか観たい。