2021-01-04

●年末年始は、わりとサブカル系、アイドル系の配信イベントを多く観ていたのだけど、料金はだいたい一つのイベントにつき1500円から3000円くらいで、どうしても、これって本が一冊買える値段だなあと思ってしまう。こう考えると、本は、その内容の量や質に対して、かなり格安なものなのだと改めて感じるのだった。

(今までは、この手のイベントに行くことはなかったのだが、コロナの影響で、多くのイベント系のライブハウスが配信をするようになって、たまに観るようになった。ただ、クレジットカードも持っていないし、スマホも持たないので、ニコニコ動画にどうやって支払いをすればいいのか分からなくて、ニコ動をプラットフォームとした有料コンテンツが観られない。吉田豪チャンネルとか、会員になりたいのだけどなれない。ツイキャスは、アマゾンギフトで支払いが出来るので観られる。)

稀にだが、トークイベントに参加することがある。一人で話す時には原稿を用意すればいいのだけど、人と対談するようなとき、だいたいいつも一時間くらいで話すことが尽きてしまって、その後は話が同じ所をぐるぐる回ったり、同じようなことを別の言い方で言い直すだけになったりと、停滞してしまいがちだ。トークイベントを主な仕事にしているような人のトークのまわしはさすがに見事で感心させられるのだが、でも、そういう人たちのトークでも、内容がぎゅとつまっているのは最初の一時間くらいで、それを越えるとやや停滞した感じになるので、そこはあまり変わらないのだなと思った。そして、停滞したら停滞したで、それはそれで別の面白さがあるので、別にいいのだなとも思った。