●なんとかして、11月中頃くらい(海外旅行が一番安い時期)に、イタリアへ行けないだろうかと、いろいろ画策している。忙しい生活をしているわけではまったくないので、日程はなんとでもなるだろうが、一番の問題はお金がない、ということだろう。お金と時間とがあれば、観たいものは世界中にいくらでもあるのだが、自分にとって、今ある、なけなしの余裕のなかで、これだけはどうしても観ておく必要があると思うものはといえば、ジォットであり、フラ・アンジェリコであり、ピエロ・デラ・フランチェスカであり、ブランカッチ礼拝堂であり、ミケランジェロやダビンチだということになり、行き先はフィレンツェ周辺ということになる。セザンヌやマティスならば、日本にいてもそれなりに充実した作品が来ることもあるけど、フラ・アンジェリコやピエロ・デラ・フランチェスカを観るためには、観に「行く」しかない。なんとか首尾よくいけばいいと思う。