2000-01-01から1ヶ月間の記事一覧

約束はいらないわー、はたされないものなど大嫌いなのー、なんて、ふと気づくと電車のなかなどで思わず口づさんでいたりする、今日このごろ・・・(苦笑)&(恥) カサヴェテス「 ラヴ・ストリームス 」。カサヴェテスの映画のカメラは、いつもちょっと不思議な…

テレビを観ていて思ったこと。最近の香取慎吾は、かまやつひろしに似ている。(帽子のせいか ? ) 友人の展覧会を観るために西新井まで行く。遠い、遠い、遠い。でも、地下鉄日比谷線が、地上に出たあたりの、大味でざっくりした下町的な空間が、しばらくして…

少しだけ日の出が早くなったのか。AM6:00。東の空がエメラルドグリーン。遠くから自転車をこぐ音、というより、チェーンがその脇にある鉄板にあたる、タン、タン、タン、という音が、自転車をこぐリズムで、聞こえてくる。そんな音が耳につくくらい、静か…

濃い青。青い青い空。雲ひとつない。つめたい風。壁に映る木の影が、その風でゆれている。日光を反射して白く輝く壁と、影の強いコントラスト。こういう空の青を見ると、自分が描いている絵の青に絶望してしまう、なんてのは、ちょっと大袈裟すぎる言い方。…

昼前に目が覚める。昨日遅くまで、というか今朝まで、メールを書いていたので、目がピクピクしてる。洗濯する。コインランドリーの乾燥器にかけると、服が鉄臭くなる。 蔦屋へ行って、くるりのマキシシングル「 虹 」と「 青い空 」をレンタルしてくる。あ、…

朝帰り。6時30分過ぎ、東の空の下の方がオレンジに染まりはじめる。反対側には、まだ明るく輝く月。枯れた芝を踏み締めて歩く。タブノキ、ヒノキの脇を通る。冷たい空気。白い息。耳が痛い。歩く、歩く。蛇行して歩く。正面に見える団地が、朝日を反射し…

ひさしぶりにたっぷりと眠った。朝から雪がちらつく。雪のなかゴミを出し、テレビをつけて、そのまま、また眠ってしまった。昼前に目が覚める。 駅近くの自動車修理工場跡の解体は、順調に進んでいる様子。この調子だと、数日のうちにこの工場はみるみるなく…

すごくつまらなくて、かったるい用事、無事、終了する。疲れた。 確かに、すごくつまらなくて、かったるかったのだけど、思っていたよりも苦痛ではなかったのは何故だろう。頭が麻痺してる感じ。苦痛とか不快とかちゃんと感じないのはマズいんじゃないのか。…

今日は一日何にもしなかった。頭も身体も動かない一日だった。 セゾン・アートプログラムに提出する資料をつくっていたのだけど、こんなものは、てきぱきとやれば、3時間もあれば出来てしまうものだ。それをちんたらと、結局つくるのに一日かけてしまった。…

ひさしぶりに銀座へ出た。すっごく、ひさしぶりに画廊を沢山はしごした。 本当は、行こうと思っていた画廊は2件だけだったのだけど、銀座シネバトスで、クリント・イーストウッドの「 トゥルー・クライム 」を観ようとしたら、時間が中途半端だったので、結…

半端じゃない寒さ。 朝帰り、で、家には寄らずに、直接、美容院へ。朝一番だとガラガラなので助かる。サービスでマッサージしてくれる見習いのお姉ちゃんから、随分と肩凝ってますね、と言われる。でも、最近はあまりに凝りがひどいせいか、自覚症状がなくな…

冷たくて強い風が吹いている。その風が舞って、落ちているビニール袋が乾いたカサカサいう音をたてながら、あっちへ行ったり、こっちへもどったりしてる。あまり見かけない、でっぷりと太ったトラジマの猫が、ゆっくりと道を横切ってゆく。小学生の集団が、…

明け方、といってもまだ真っ暗な5時30分。カラスの第一声が聴こえた。 結局、寝ないでずっと音楽を聴いていた。無性に甘いものが欲しくなる。咽もカラカラに乾いていたので、紅茶に砂糖を入れて飲む。普段、ほとんど料理はしないし、紅茶やコーヒーに砂糖…

道の両側は工事中で、背の高い鉄の壁が目隠しとして建っている。駅からまっすぐにつづく道に並んでいる街灯の明りが、その両側の壁に反射していて、その、ぼわっと明るいオレンジ色の光の玉が、ずっと先までつづいて見える。大きな壁に囲まれた道を歩く人た…

朝からの雨は昼過ぎにはあがっていた。昨日、夜中遅くまで起きていたのに、朝はやく目が覚めてしまう。朝のうちに洗濯をすませた。 神代辰己「 女地獄・森は濡れた 」(1973年、にっかつ)を観る。うーん、これはイマイチかなあ。 冒頭、山のなかに一人でぽつ…

普段、曜日を基準にして行動していないから、曜日の感覚がほとんど無くて、ついついゴミを出し忘れたりすることも、しばしば。でも、駅前のカメラ店でビデオテープを買い、それが入った袋を手にぶら下げたまま、駅裏のやや寂れた感じの辺りを、普段よりもゆ…

朝帰りの道。センター試験へと向かう大勢の人の流れと逆に進む。 見ること、聞くこと、考えること、等は、主観的な出来事ではなく、客観的(物質的)に"起こっている"ことだ。つまりそれは、脳の何らかの物質的な変化として測定しうる。脳の電気的、化学的な反…

濃い靄がかかっている。2、30メートル先の視野もおぼつかないくらい。冬の日の輝くような曇り空が地上に降りてきたような感じ。 今朝はやけにホームに人が溢れている。電車のなかはそれほど混んではいないのだけど。ホームに溢れた人たちが階段へ向かって…

電車の窓からぼうっと外をながめている。ぎっしりと建て込んだ風景がつづくなか、ちいさなドブ河があらわれて、不意に視線がスーッと先の方まで伸びる。汚れた黒い水面に、この電車が映っている。すぐにまた建物で視線がさえぎられた。昨日、NHKのBSで…

昼過ぎから雪。雪の降るサーッという音は、放送終了後のテレビのノイズみたい。こんな足元からジンジン冷えるような寒い日は最近なかったのに。雪の日の空は空白のように白い。天空の大きな穴。しばらくすると、雨にかわった。1, どのようなイメージも、何…

激しい怒りで目が覚める。目が覚めた時点で、もう既に、夢のなかのどんな事に対して怒っていたのかは忘れてしまっているのだが、あまりに激しい怒りの余韻で、身体がぶるぶると震えている。心臓もバクバクいっているし、息もあがっている。 ぼくは何に対して…

昨日、ジョイスの小説を記憶だけでかなりいい加減に要約してしまったので、本屋へ行って確かめてみる。ぼくが以前読んだのとは違う訳者のしかなかった。「 ダブリンの市民 」(高松雄一・訳)。パラパラと読み返してみて、自分の記憶がいかにいい加減なものか…

『オーヴァーラップを主要なマチエールとすれば、出発したその場所を忘れることなく、まだ到着する場所を知らないまま、ある場所から別の場所へ行くことができるようになる。途中で予期しない出来事が起こるかもしれないと知りながら。』(J・L・ゴダール) …

近代芸術のひとつの典型的なあり方として、特定の場所に作品が展示=公開され、それを観客=公衆がそこまで出かけて行って見る=受容する、という形がある。何もこれは美術に限ったことではなく、音楽、演劇、映画、なども、基本的にはこのような形式で機能して…

重たい曇り空。暖かめ。昨日、雨だったから、わりと湿っている。こういう空気感は、この季節には珍しい。大家さんの家の縁側で猫が寝ている。毎日通っている、駅前のスーパーへ行く直線の道。信号待ちで一旦止まる。スーパーの店頭では、相変わらずモーニン…

そろそろ花粉が飛びだしたのか、鼻がぐずぐずする。まだ、それほどひどくはないけど、これからが思いやられる。杉だけでなく、檜にも反応するので、これから5月始めくらいまで、鬱陶しい日々。まだまだ寒いっていうのに。 CDショップで床屋でライブハウス…

朝帰り。帰宅後、フィリップ・ガレルの「 自由、夜 」を観る。シンプルなイメージが、シンプルに積み重ねられてゆく。キャメラを廻す、という行為によってある人物なり風景なりが生成する(創造される)、という側面と、そんなこととは無関係に現実に存在して…

目が覚めると、もう夕方。 朝方に、あまりに寒くて一度目が覚めたのと、昼過ぎに、電話でもう一度起こされただけで、ずっと眠っていた。電話の内容はちゃんと憶えているし、メモもとってあるので、あれは夢ではなく、現実だった。 伸びっぱなしの鬚も剃らず…

正月というのは新春とか言って、一年の始まりではあるのだけど、実際にはこれから本格的に冬になっていく訳で、冬というのは多くの生命にとって死の影が近づく時期で、終わりの季節でもある。だからということではないのだろうけど、ここ数日やたらと葬式が…

ゲリラになった男、足立正生の監督した映画『女学生ゲリラ』(1969)を観た。アホといえばアホだし、甘っちょろいといえば、甘っちょろいのだけど、こういうアナーキーな無邪気さというか、幸福感のようなものには、どうしても惹かれてしまう。この時代の映画…