2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

●一番近くのツタヤにはなかったので、一駅隣りのツタヤまで行って『ほんとうにあった怖い都市伝説(2)』と『桜金造のテレビで言えない怖い話』を借りてくる。でも『都市伝説』の方は、桜金造がただ都市伝説を読み上げているだけで、桜金造の話というわけでは…

●桜金造の怖い話は、最近、『桜金造のテレビで言えない怖い話』というDVDが出たみたいで、さらに、八月に『桜金造の本当にあった怖い話』、『金造怪談』という二本のDVDが出るみたいだ(新宿でのライブは、多分そのプロモーションのひとつなのだろう)。これは…

●桜金造がまた「怖い話」をはじめたみたいだ。新宿のロフト/プラス1でライブがある(http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=269669)。ネットカフェに行って、Youtubeで探して、いくつか観た。例えば、最近撮影されたみたいなこれとか(http://ko…

●「ペナント」(磯崎憲一郎)。この小説が、この作家のいままでの作品とちょっと感触が異なるのは、そこに、子供と女性による力がほとんど作用していないというところにあるのではないか。その誕生によって自分の中心が自分の外側へと反転してしまうほどの力を…

●昨日、夜、はやいうちに寝て、深夜に起き、駅前の二十四時間営業のファミレスまで行って、ゲラの直しのつづきをやる。深夜の誰もいない住宅街の道を駅の方へ向かう。新聞配達のバイクの音もまだ聞こえない。鳥もまだ鳴き出さない。誰とも擦れ違うことはない…

●最近の天気予報の外れっぷりは気持ちがいいくらいだ。梅雨が明けたと言ってから梅雨みたいな天気がつづき、今週末は愚図ついた天気で、しばらくは夏らしい天気はないと言ったとたんに、この土日は晴れて暑かった。暑くて、しかも夏休みもはじまったので、喫…

●新宿へ。一時から編集者と打ち合わせ、三時からシアターモリエールでFICTION『ディンドンガー』。昨晩、ふと読み出してしまった『怪談徒然草』(加門七海)があまりに面白くて、ずっと朝まで読んでいてかなり寝不足で、さらに、これから演劇を観るにもかかわ…

●ジャック・リヴェット『ランジェ侯爵夫人』をDVDで。リヴェットのコスチュームプレイでは『ジャンヌ』はイマイチだったし、リヴェット+パルザックという組み合わせでは『美しき諍い女』はイマイチだった。なので、コスプレ+パルザックっていうのはどうな…

●ちょっと時間ができた。少し前まで強く降っていた雨もあがったようなので、表に出ることにする。南回りで大回りして、高台になっている地帯を通って、隣りの駅まで行った。しばらく通ってなかった富士森公園を横切ると、ずっと工事中だった野球場のスコアボ…

●ほとんど、昨日、一昨日と同じ。ひたすら原稿を書く。第一稿、最後まで行った。二万字とちょっと。ほんとに3日で書けたことにちょっと驚く(先週の木曜から一週間で三万字以上書いた)。規定の枚数でとりあえず収束させたけど、五十枚では全然書き足りない。…

●ほとんど昨日と同じ。ひたすら原稿を書く。一万八千字弱くらいまで行く。あと一息。昨日の夜中から今朝まで書いていて、朝、寝る前に頭のモードを切り替えるために、しょぼしょぼした目で、散歩がてらに駅前のコンビニまでいった。まだ、六時にもなっていな…

●ずっと原稿。昨日の夜中から書きはじめ、丸一日で一万字とちょっと。半分くらいは行ったのだろうか。書いて、頭が淀んできたら、一時間くらい寝て。また起きて、書いて、淀んできたら、二時間くらい寝て。また起きて、書いて、淀んできたら、こんどはちょっ…

●早急に書き上げる予定の作家論の構想をずっと考えていた。おそらく、適切な入口さえ見つかれば、ある程度のところまでは一気にいけるはずなのだ。でも、それが見つからないうちに焦って書き出してしまうと、かえって遠回りになる。だから、はやる気持ちを押…

●新宿のジュンク堂で、磯崎憲一郎×佐々木敦のトークイベント。磯崎さんは、青系のチェック柄のシャツの下に黄色いTシャツを着ていて、この配色は、ぼくが我孫子に行った時に、その土地から感じた印象と一致していた(樹と沼と太陽)。はじまる前に、芥川賞祝い…

●朝からずっと原稿。午後、思ったよりもちょっとはやく最後まで行けた。ちょっと一休み。夕方からぶらっと出かけた。 ●国分寺のswtch pointで井上文香・展(http://www.switch-point.com/2009/0913fumika.html)。はじめて観たけど、この画家のすごいところは…

●『エヴァ』の旧劇場版、「Air/まごころを、君に」を観直す。思っていた以上に陰惨な作品。内容が、というだけでなく、作品のいたるところが歪んでいる。だいたい、登場人物の顔や体型がへんに歪んでいる。なんでこんなに歪んでいるのか。ゲンドウの、顔の前…

●新宿でジュンク堂と紀伊国屋書店をのぞいて、紀伊国屋のDVDのコーナーに立ち寄ったら、店内のモニターで『崖の上のポニョ』がかかっていて、ちょうど、例の、洪水のなか親子で自動車を走らせ、ボニョが波の上を走る場面だった。ちらっと見たらもう目が離せ…

●立川シネマシティ・シネマ1で、『エヴァンゲリヲン新劇場版・破』、二回目。いやあ、面白かった。二回目だから、物語とかは大体分かっているので、ロボットアニメとしての面白さを堪能した。確かに、この作品は、オリジナルのテレビシリーズに何の思い入れ…

●「現代思想」6月号フーコー特集の佐々木中「この執拗な犬ども」は素晴らしかった。読んでいて、だんだん鼻息が荒くなって行くのが分かる。『夜戦と永遠』という本は素晴らしい本ではあるが、その第三部は、ぼくにはいまひとつよく理解出来なかった。例えば…

●『コッポラの胡蝶の夢』をDVDで。コッポラは、いわゆる「へんなこと」を一切やらないことで、結果としてへんな映画をつくってしまうというような監督だと思う。コッポラの演出は、時間が、淀んだり、滞ったり、たゆたったりすることがなく、常に滑らかに流…

●「ワンダー×ワンダー」を観ていて、鍾乳洞というのは、何と人間の想像力(というか妄想)にかなった形をしているのだろうと思ってしまう。まるで、人間がこの世界に登場するはるか以前から、この世界そのものが、後に登場する人間の妄想を先取り的に予測して…

●午前五時過ぎに喉の乾きで目が覚めた。蒸し暑い。冷蔵庫のなかには何もない。水道の水は生温い。冷凍庫に氷はない。小銭を確認して、近くの自販機まで行くことにする。一番近い自販機まで、五分くらいは歩く。外はもう明るい。雨は降っていないが、まるで台…

●昨日の夜中に「ワンダー×ワンダー」の総集編の再放送があると思っていた。この番組でやっていた結晶洞窟というのがとにかく凄いという話を聞いていて、その話を聞いたすぐ後に総集編の放送があるという話まで聞いていたのだが、放送の日、ぼくはダンスの公…

●立川シネマシティ・シネマ2で、『エヴァンゲリヲン新劇場版・破』。シネマ2はこのあいだ福永さんのイベントがあったオリオン書房ノルデ店のすぐ裏。上にモノレールがはしる。 『序』は、ぼくには、『エヴァ』の面白いところのことごとくが洗い流されてしま…

●朝、天気予報を確認したら、今日は雨は降らなそうなので、取材に出かけることにした。これから書こうとしている作家論の作家の小説に出て来る、我孫子にある小さな公園まで。別に、そこを是非とも見なければならないということはないのだが、そこと、その周…

●今日読んでいた小説の、特に心に強く残った部分を引用する。作家名もタイトルも記さないが、とても印象的な場面なので、一度でも読んだ人にはすぐに分かると思う。 《ぽつぽつと点されたろうそくの小さな光の上を、幽霊のような演歌が漂っていた。「母の、…

●昨日書いたHとの想い出。中学の卒業式の日、HやIやKやYと一緒に帰った。中学時代を通して一番仲の良かったSやOとは、帰り道がまったく逆方向だったので一緒に帰ることはなかった。田舎で、学区のやたらと広い中学だったので、帰りに方角の違う友達の家に寄…

●新宿のジュンク堂にタダでもらえる本をもらいに行ったのだが、それだけで済むはずはなく、けっきょく、その時もっていたお金から帰りの電車賃を抜いた分すべてで本を買ってしまった。すっからかんになって、「ROCKIN'ON JAPAN」の忌野清志郎特集をぱらぱら…

●最近ちょっとだけ、『神霊狩』というアニメにはまっている。かなり以前に、DVDの一巻分だけを観て、あまり面白いと思えなくてそのままだったのだが、気まぐれから、改めて観てみようと思って観たら、けっこう面白かった。素晴らしく面白くて引き込まれたと…

●昨日から読み始めた小説のつづき。この小説の終盤、分量で言うと最後の四分の一か五分の一くらいの展開に惹きこまれて(読むのは4回目くらいなのだが)、余裕なく、余白に絵を描くどころか、傍線の一本さえも引くことが出来なかった。途中で立ち止まれるよう…